失った信頼は戻らない

高校生の時からの友人であった旦那と結婚したのは20代前半の時でした。若くしての結婚はあまりよく思わない人もいましたが、友人関係が長かったのでお互いに恋人がいるときの様子を見ていたのでダメな部分もいい部分もよく知っているつもりになって私たちなら大丈夫と自信がありました。
そして予想していた通りの結婚生活を当たり前のように過ごしていました。しかし、7か月程で突然不安だらけの結婚生活に一変することになったのです。
きっかけはささいなものでした。私たちはお互いの携帯を好きな時に使っていました。それは携帯のゲームをやったり通話中にメモするときなどに使うためで疑って中を見るためにではなかったのですが、今思えば早く見ておけばよかったと後悔しています。
その日は、旦那の携帯を使ってゲームをしていたのですがいたずらしてやろうと旦那のゲームデータの自己紹介文を勝手に変えようとしました。そこで嫁ちゃん大好きって書き込もうとした時に、予測変換で嫁と打つと『嫁が生でやらせてくれないからw会おうよハートの絵文字』の文章が出来上がりました。
血の気が引くというのはこういうことを言うのだな、と内心バクバクしながらどこか冷静に考えてる自分がいて私は悲しんでいるのか冷静に対処できる状態なのか頭は混乱する一方でした。
隣で寝ている旦那はいつもの優しい旦那で、高校生の時から彼女になった子にはずっと一途で彼女がいればいいんだって言っていた彼は今でも仕事が終わったらすぐに帰ってきてくれて休みの日も家で過ごしていました。確かに携帯をよくいじっていましたがゲームをしているだけだと思っていたしあんなに真顔でこんな文を打つ人間だとしたらとても怖いと感じました。
次の日はいつも通り仕事に見送り、旦那がいない間に手紙を書いて携帯の文章を見たこと私の気持ちを書きました。そして夜寝る前に手紙を渡しました。

あきれた言い訳

それを読んだ旦那からは、謝罪よりも先に出た言葉は『会ってないから』でした。会ったかどうかの立証ができるわけもない上に問題はそこだけではないので手紙では追及してなかったのですが、第一声これが出るあたりで旦那への不信感が急激に出てきました。多分ようやく軽薄な男と旦那が同一人物だと理解出来たのだと思います。
話し合いなんてまともなものはできませんでした。会話にならなかったからです。私は他の女性に性的な文章を送るような人間性に失望していると言っても旦那にはただの言葉遊びでなにがいけないのか全く解らないといった様子でした。何も考えたくなくなり話し合いを終わらせて会話をしない日が続きました。
そこからすぐに離婚すれば良かったのかも知れませんが、新婚で離婚なんてだから言ったじゃないと言われることが悔しくて自分のプライドのために不安だらけの結婚生活を選んび、二度目はないということにして思う存分の暴言を旦那に吐いて終わらせました。
あれから8年経った今は旦那も、やっと当時はバカだったと振り返るようになりましたが信頼することはできなくなっています。
だいたい本当にメールだけだったのか会っていたのか探偵にでも頼まないと真実はわからないからです。もちろん興信所に依頼するお金はないので、そんなことはしませんが。
くだらない男です。